ちょっとむかしの電車のアルバム
R3.10.17UP
令和3年10月17(水)

 JR奈良線は、昭和50年代後半まで全線単線・非電化、1時間に1本程度と、並行する近鉄や京阪に比べて著しく見劣りする路線でした。
 しかし国鉄末期の電化に続き、運転本数増、駅の新設、快速の運転開始、一部複線化と改良が進み、利便性が向上して、毎年のように利用客の増加が見られ、都市の鉄道に脱皮しています。
 今は止まっていますが、コロナ前は伏見稲荷へ行く外国人が多数乗車し、活気づいている路線であります。
 ただ複線は、奈良線全線(京都〜木津間)34.7km のうち、京都〜JR 藤森、宇治〜新田間の約 8.2kmに留まっています。
 現在、更に複線化を進めるため、令和4年度末の完成予定で、JR 藤森〜宇治間の9.9km、新田〜城陽間の2.1km、山城多賀〜玉水間の2.0kmの合計14.0kmの工事が進んでいます。
 今回、宇治から京都まで快速に乗車し、その工事の進捗具合を見ました。
 JR西日本では、コロナによるダイヤの減量化が行われるなど、奈良線の工事の進捗も心配しましたが、既に複線分の線路が敷かれたところも多く見られ、工事完成が楽しみな状況でした。
 ここでは前面展望を紹介するとともに、昔の奈良線の写真を紹介したいと思います。

●●JR奈良線複線化の様子(宇治⇒JR藤森、R3.10.17)●●(10分24秒)


 今回の乗車時の写真です。いずれもスマホで撮ったものです。
(宇治)
 

 この電車に乗車しました。
(京都)
 


 
 ここからは昔の写真です。(既に掲載している写真です)


 電化工事前、宇治川を渡るキハ35の4連です。
(宇治付近、昭和58年12月)
 

 電化(S59.10)直前の宇治駅の風景です。宇治駅は2面3線だったと思います。
(宇治、昭和59年9月)
 

 奈良駅に到着した奈良線です。隣は関西線電車です。
(奈良、昭和59年9月)
 

 平成3年3月より、117系による快速の運転が開始されました。当初の途中停車駅は宇治、木津でした。
(奈良、平成3年春)
 

 電化直後、普通は105系と113系が運用されていました。
(奈良、平成3年春)
 

 同じく平成3年3月に黄檗、城陽に交換施設が設置されています。
(黄檗、平成3年春)
 

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