令和元年6月9日
国鉄末期に登場した105系は、関西では奈良線、桜井線、和歌山線に配置されました。
その少し前に福塩線などに配置された車両は新車でしたが、関西配属の車両は常磐線から千代田線直通の103系の車体を流用したものでした。
奈良線でよく乗車しましたが、当初はエアコンもなく、冴えない車両と思っていました。
奈良線からはほどなく引退し、乗ることも殆ど無くなりましたが、新車の227系へのバトンタッチにより引退が近いと聞き、久し振りに桜井線の車両に乗りに行きました。
(3分32秒)
3月のダイヤ改正から227系が入っていると聞いていて、105系を見れるのかと思っていましたが、奈良駅で待っていると105系が現れました。
103系時代のままの顔です。
(奈良)
逆側は中間車を先頭化改造したもので、新造の105系と同じ顔です。
(奈良)
まずは奈良から105系に乗り、天理まで行きましたが、途中すれ違った電車も105系だったので、227系はまだあまり走っていなように思えました。
しかし、写真・ビデオを撮るため、天理から奈良に向かって歩いたところ、今度は2本続けて227系がやってきました。
写真映りは塗装した105系がやはり良いようです。
(天理−櫟本)
櫟本駅の近くです。
戸袋窓も残っており、側面は今奈良線に残っている103系よりもよりオリジナルに近く思えます。
(天理−櫟本)
やや雲が厚くなってきました。
(櫟本−帯解)
帯解の駅まで歩いてきました。
ホームには先客がいて、邪魔にならないように気を遣いながらの撮影でした。
(帯解)
同じ帯解で上り列車を待っていると、227系がやって来ました。
ホームにいた地元と思われる人が「新車が入ったんだ」と話しをしており、まだ珍しいようです。
この後、ビデオを撮りながら結果的に奈良まで歩きました。
(帯解)
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