令和元年5月11日
阪急京都線の観光電車として、2011年から「京とれいん」が走っています。
乗りたいと思いながらも、いつでも乗れる気軽さから、ズルズルと日が経ちました。
今年、2代目の「京とれいん雅楽」が登場し、新聞・雑誌でも車内の坪庭の写真も度々紹介され、再び乗りたい気持ちに火が付きました。
登場から少し経ち、またゴールデンウイークの翌週なら、混雑は少しはましだろうと思い、初代・2代目の「京とれいん」に乗りに出かけました。
詳しいことを知らずに行きましたが、特に「京とれいん雅楽」の高品位な車内に驚き、特別料金を取らずにこのような車両を運行する阪急の意気込みを感じました。
気になっていた混雑度は、「乗客ほぼ着席」という状況で、落ち着いて乗車を楽しめましたが、車内では老若男女、内外の人が写真を撮り、駅では列車待ちの人々の視線を集めるなど、人気は冷めやらずという感じでした。
(4分49秒)
京とれいん雅楽は、4往復です。朝一番の河原町行きの写真をまず撮りました。
撮影後、この折り返し梅田行きに乗るべく河原町に向かいました。
(西京極)
京とれいん雅楽の車内です。6両編成で座席配置は3種類あり、1、6号車は2+1のクロスシート主体です。
3、4号車は窓向きの座席と1人のクロスシート主体です。
2、5号車はロングシートですが、庭が配置されています。
2号車の枯山水の庭です。
他にも各車内とも、暖簾やすだれ風の日除け、畳、犬矢来など和のテイストをふんだんに取り入れ、京都へ向かう気持ちを盛り上げる演出がなされています。
伝統のマルーンをベースにした外観も魅力的です。
(桂)
見苦しい写真ですが、初代「京とれいん」6300系です。
「京とれいん」も6両編成で、3、4号車は2+1のクロスシートです。
「京とれいん雅楽」見た後なので感動がやや薄くなってしまいましたが、それでもトップクラスのアコモデーションと思います。
1、2、5,6号車は転換クロスです。モケットは張り替えられていますが、アルミの日除けなど改造前の雰囲気が残っています。
この席に座り、高槻市、茨木市を通過すると、昔の京阪間ノンストップの特急を思い出します。
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