平成31年1月3日
阪堺電車のモ161形は昭和3年製造で、我が国の営業用車両として最古参のグループに属します。
最近は、新型の堺トラムの投入などで年々数を減らして現在4両となり、普段は運用に入ることが少なくなっています。
しかし阪堺電車の正月は、住吉大社への初詣客の輸送に車両が総動員されるため、モ161形も元気な姿を見ることができます。
そこでその姿を一目見ようと、3日の昼から住吉大社前に出かけました。
行ってみると、初詣の人の多さに圧倒されましたが、私と同じ目的で来た人も非常に多く、モ161形の人気の高さが伺えました。
(5分13秒)
次の順に編集しました.
モ161形(161:昭和40年代復元車、162:緑一色塗装、164:水色雲塗装、165:金太郎塗装)、モ351形、モ501形、モ601形、モ701形、1001形、住吉鳥居前〜住吉の車窓
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※ 撮影場所が無い写真は、住吉鳥居前付近〜住吉で撮りました。
はじめにやって来たモ161は、水色雲塗装の164号でした。私が中学生だった40数年前に登場した塗分けです。
登場時は鉄道らしくない塗装と感じて好きになれなかったのですが、こうやって今よみがえると、懐かしさもありなかなか良いものでした。
その後やって来たのは、金太郎塗りの166号でした。雲塗装の更に以前の塗装で、最も好みです。
住吉大社前の道路は車乗り入れ禁止になっており、写真撮り放題です。
テンションが上がり同じような写真を撮ってしまいます。
住吉から神ノ木寄りに少し行ったところで何枚か撮りました。
最新の堺トラム1001形です。
(住吉−神ノ木)
この日は曇りがちでしたが、この時は雲が晴れていました。
(住吉−神ノ木)
先ほど撮影した金太郎塗りの電車が、あびこ道で折り返してやってきました。
モ501形も金太郎塗りがあります。やはり似合います。
緑一色塗装です。
1往復した水色雲塗装の電車に再び会いました。誕生90周年の看板を掲げています。
最新形式の1001形「堺トラム」です。
車両は長いのですが、定員は少ないです。(モ161形:13.7m・定員90名、1001形:16.3m・定員76名)
モ501形にも金太郎塗りがあります。やはり似合います。
かなり日が傾いてきたので撤収です。2時間ほどの間でしたが、ビデオでは161形の4両全てを写せ、予想以上の収穫でした。
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