昔の仕事の関係者による1泊2日の懇親会が熱海で開催されました。
久しぶりの遠出なので、早くから検討を重ね、名鉄、豊橋鉄道、伊豆箱根鉄道を訪問することにしました。
ここでは1日目の様子を紹介します。あいにくの天気でしたが、名鉄を中心にそこそこの枚数の写真を撮りました。
1日目 京都 → 米原 → 岐阜・名鉄岐阜 → 豊橋(豊橋鉄道市内線)→ 熱海
2日目 熱海 → 三島(伊豆箱根鉄道) → 京都
新幹線で米原にやってきました。普段見ないJR東海の車両が旅行の気分を盛り上げてくれます。
(米原)
久しぶりに見た419系です。かなりくたびれた様子です。
(米原)
上の逆方向です。
(米原)
米原から岐阜まで、この「ひだ」に乗りました。通路に立客が出るほどの混雑で、私も立ちっぱなしで岐阜までやってきました。
(岐阜)
ひだと311系の並びです。
(岐阜)
岐阜に寄った大きな目的の1つは、この約1ヶ月後(H17年3月末)に廃止になってしまう名鉄の揖斐線、美濃町線などの車両の最後の活躍を見るためでした。
廃止の案内です。
(新岐阜駅前)
新岐阜駅前で、まずはモ770形の姿を見かけました。
(新岐阜駅前)
岐阜駅前〜新岐阜駅前は既に営業を休止しており、ここ新岐阜駅前が始点になっていました。
鉄道線の駅名は、この1月に新岐阜から名鉄岐阜に変っていましたが、市内線の駅名は、廃止まで「新岐阜駅前」のままでした。
(新岐阜駅前)
モ780形は、旧型車の淘汰に貢献した(趣味的に言うと「旧型車を廃車に追いこんだ」)車両ですが、廃線により廃車になってしまうことになりました。
ただこのモ780形だけでなく、同時に廃線となる美濃町線の比較的車齢の浅い車両は、他社へ譲渡されることが決まっていました。
(新岐阜駅前)
街のなかに溶け込んでいるのに、廃止は残念です・・
(新岐阜駅前)
美濃町線の車両です。
30年前にほぼ同じアングルで写真を撮っていますが、駅の様子はかなり変っています。
(名鉄岐阜)
写真のモ800形は、美濃町線最後の新車で、バリアフリーやVVVF制御など時代に対応し、ローレル賞まで受賞した車両でしたが、平成12年の登場後わずか5年足らずで名鉄での活躍を終えようとしていました。
(名鉄岐阜)
モ800形の車内です。
写真では分かりにくいのですが、中央の扉をノンステップとするため、床が両端から中央部に向かって低くなる傾斜がついています。
(名鉄岐阜)
連接車のモ880形です。廃線後は福井鉄道へ譲渡されています。
(名鉄岐阜)
(名鉄岐阜)
美濃町線と各務ヶ原線との並びも見納めです。
(名鉄岐阜)
600V線区が廃止になる一方で、中部国際空港の開港により、新たな輸送ルートができ、これに伴って空港アクセスの車両も登場しています。
空港線は2ヶ月ほど前に開業していましたが、開港はこの前々日で、見学に行くと思われる人を多く見かけました。
(名鉄岐阜)
さすがに旧性能車は一掃されていましたが、様々な車両がひっきりなしにやって来るため、飽きることがありませんでした。
(名鉄岐阜)
パノラマsuperの増結車用の1850系です。
前面に「パノラマsuper」のロゴが無く、ミュージックホーンも省略されているそうです。
(名鉄岐阜)
残り少なくなった7500系も見かけました。
(名鉄岐阜)
5700系です。前面展望を確保するために正面窓を大きくしたそうですが、上の7500系と比べると、やはりインパクトに欠けます。
(名鉄岐阜)
名古屋本線に比べると静かな各務原線ホームでした。
(名鉄岐阜)
名鉄岐阜からパノラマカーで一気に豊橋まで行きました。最前列の70数分はあっというまでした。
豊橋では飯田線の119系を久しぶりに見ることができました。
(豊橋)
JRの駅を出て、まずは豊橋鉄道の鉄道線をのぞきに行きました。
同線は一時、旧名鉄の車両が活躍していましたが、この時は既に元東急の7200系に統一され、車両の方は趣味的には面白みが少なくなっていました。
この日は、残念ながら時間の関係で乗車していません。
(新豊橋)
鉄道線を見た後は、路面電車(市内線)に乗りました。
市内線は駅前から乗ると終点の1つ手前で2つに分かれています。その一方の終点の運動公園前まで行きました。
(運動公園前)
限られた時間で全線に乗るため、運動公園前から赤岩口まで大急ぎで歩きました。
途中見かけた元都電のモ3500形です。市内線はモ3700形を除き全てが広告車でした。
元名古屋市電のモ3700形です。鉄道友の会のエバーグリーン賞を受けています。
車庫にいたものの、パンタを上げていることから、この日走行したのかもしれません。ただ乗車することはできませんでした。
(赤岩口の車庫)
慌しく全線を乗り終え、(豊橋)駅前に戻ってきました。
この後は新幹線でまっすぐ熱海に向かいました。
(駅前)