ちょっとむかしの電車のアルバム  平成15年11月17日(月)

   阪神電鉄および山陽電鉄の全線に自由に乗れる「阪神・山陽 播磨の武蔵1dayチケット」(金2千円也)を購入し、山陽電鉄の本線(西代〜姫路、54.7km)と網干線(飾磨〜網干、8.6km)の計63.3kmの全線を完乗しました。天気が良い穏やかな1日でした。

 阪神梅田 → 姫路 → 飾磨 → 網干 → 飾磨 → 明石 → 舞子 → (垂水) → 梅田

 阪神梅田から山陽5000系の直通特急で一気に姫路まで向かいました。
 クロスシートから眺める車窓は新鮮で、乗車時間の約90分はあっというでした。

(山陽姫路)
 
 姫路を出て梅田に向かう阪神8000系です。
 線路は山陽姫路駅から一旦西に向かい、JR山陽線をまたぎ、その後東に方向を変えます。
 この後、平成18年にJRと山陽電鉄の路線配置が逆転し、JRが山陽電鉄を跨ぐ形になっています。

(山陽姫路)
 
 20年以上前は、結構多くの車種がありましたが、今では3000系と5000系に整理されてしまい、やや物足りない感じがしました。
 普通は3000系(3050系、3200系)を中心に運転されていました。

(山陽姫路)
 
 せっかくなので姫路城に行きました。姫路の町は思っていたより都会で、駅から姫路城までの道は綺麗に整備されていました。
 1dayチケットの特典で姫路城の入場料は20%引きでした。
 
 天守閣から駅方向の眺めです。写真中央の道路の突き当たりがJR姫路駅、その手前右に山陽姫路駅があります。
 
 姫路のまちをぶらついた後、再び山陽姫路に戻りました。
 昼間は阪神直通特急が15分間隔で走っています。運賃は1250円(JR;1450円)、所用時間は89分(JR;57分)です。姫路〜梅田直通客はどれくらいいるのでしょう?

(山陽姫路)
 
 8000系後期車です。側面は連窓で座席はバケットシートです。
 これに乗り、網干線との分岐駅の飾磨に向かいました。

(山陽姫路)
 
 網干線との分岐駅の飾磨にやってきました。同駅は2面3線で、本線の上下線が網干線を挟み、本線の上下線の両方のホームを網干線が共用する配置です。
 網干線はワンマン化され、3000系が3連で走っていました。


 
 網干線終点の網干です。同線は全線単線でしたが、途中の全駅に交換施設がありました。また、全線にわたって複線分の用地が確保されていましたが、計画が宙に浮いているのか、駐車場に貸し出されたり、建物が建っているところもありました。
 沿線は蓮田のようなものがわずかに有る他は特に特徴は感じられない線で、終点の網干も終点らしからぬ駅前でした。


 
 往時と同じこの電車で飾磨に戻りました。

(網干)
 
 飾磨から特急で電鉄明石まで戻りました。

(電鉄明石)
 
 電鉄明石は、JRの明石駅の海側に隣接しています。写真奥に見えるのがJRのホームです。途中下車して駅近くの商店街「魚の棚」を見て廻り、明石焼き(卵焼き)の店に入り、小休止しました。

(電鉄明石)
 
 小休止の後、乗車した3000系の車内の様子です。


 
 途中舞子で下車して駅周辺を散歩しているうちに、日も傾き、やや寒くなってきたので、切り上げて帰ることにしました。
 途中の垂水で普通から特急への乗り換え待ちの際に写した9300系です。この車両の中間車はクロスシートです。

(垂水)
 

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