ちょっとむかしの電車のアルバム
H18.9. UP
 昭和60年7月21日

 四日市滞在第3週目。
 この週は次のコースで、名鉄揖斐線・谷汲線に乗りました。

 四日市−桑名−揖斐・本揖斐−黒野−谷汲−岐阜駅前・新岐阜−新名古屋・名古屋−四日市

 近鉄四日市から桑名に向かい、前の週に訪問した北勢線を横目に養老線に乗りました。
 写真は養老線の途中の大垣で写した420系です。もともと名古屋線狭軌時代に特急として導入された6421系で、3扉化されて形式も変わっていました。
 同車は既に廃車になっていますが、大井川鐵道に譲渡され特急色で活躍しているようです。

(大垣)
 
 420系は、3扉化の際に窓配置の関係で両開扉が設置されていました。京阪1900系などでも同じような改造がなされましたが、せっかくの美しいスタイルがくずれてしまっています。
 養老線終点の揖斐から歩いて名鉄本揖斐へ向かいました。

(揖斐)
 
 名鉄谷汲線・揖斐線全線に乗りました。同線については510・520形の存在しか知らなかったのですが、その他の旧性能車も見かけ、心踊りました。
 この電車は元瀬戸線(更に遡れば愛知電気鉄道)で活躍したク2320です。このク2326は600V車唯一の高運転台改造車でした。
 生まれは愛知電気鉄道で、名鉄モ3200形となった後、電装品を3730系などに譲ってク2320となりました。中でもこのク2326は600V車唯一の高運転台改造車だったようです。

(黒野)
 
 揖斐から黒野経由で谷汲線の終点の谷汲にも行きました。山間を走る光景も、車両とマッチしていました。

(谷汲)
 
 残念ながら谷汲線は2001年に廃止になりましたが、現在ここ谷汲には、同線で活躍したモ510形とモ750形が保存されているそうです。

(谷汲)
 
 新岐阜では、たまたま「いもむし」こと3400系に出会えました。
 美しいスタイルを維持しており、この後17年間(2002年まで)活躍しました。
 この写真を撮った後、仕上げに7500系で新名古屋へ戻りました。

(新岐阜)
 

top page
inserted by FC2 system