ちょっとむかしの電車のアルバム
H17.5.4掲載

 昭和52年3月

 1年前に一度、南海の写真を撮りましたが、十分ではなかったので再度撮影に出かけました。
 激しい雨で写真を撮るにはあまり良い条件ではなかったこと、また同じ駅での撮影なので面白みに欠ける写真ですがどうぞご覧下さい。
 なお南海の車両の形式は、○○○1系と言われたり、○○○0系と言われたりしており、私自身どう使い分けるのか、またどちらかが正しいのか分かりませんが、ここでは○○○1系と書きました。もしそこらのことに詳しい方がおられたらぜひお教えください。

 南海線の7001系です。大きなサボが時代を感じさせます。

(新今宮)

 1001系です。急行の運用もあったようです。

(新今宮)

 南海から国鉄紀勢線に直通する気動車キハ5501系「きのくに」です。南海線内は特急、国鉄線内は急行として運転されていました。
 珍しい車両ではありましたが、車内は当時の国鉄の急行と同じボックスシートでエアコンも無く、魅力を感じない車両でした。
 この列車はこの後1985年まで運転されます。

(新今宮)

 南海電鉄は南海線と高野線の車両が完全に使い分けされています。ここから高野線の写真です。
 高野線の6001系です。南海線の7001系に似た車体ですが、ステンレス車の片開きドアは違和感がありました
 今も現役ですが、車体に帯が入った他、前面に行先方向幕が設置されて方向板が使われなくなっているため、印象が大分変っています。

(新今宮)

 同じく高野線6101系です。方向幕、一段下降窓、両開き扉、クーラー搭載で6000系に比べ非常に近代的な感じがしました。

(新今宮)

 6201系です。上6001系、6101系に比べ直線的で、高野線の車両の進化の様子が感じられます。ただ、車両の美しさは6101系の方が上のように思います。

(新今宮)

 21001系です。正面は南海線の1001系と同じスタイルですが、車長は1001系の20mに対しこちらは17mです。また、平坦地と急勾配の両方の走行性能を満足する足回りを持っており、ズームカーと呼ばれていました。
 クロスシートとロングシートの車両がありました。

(新今宮)

 22001系です。

(新今宮)

 高野線のスター20001系「こうや」です。曲線で構成された前面が美しい車両でした。
 1編成で1日1往復しかなく、なおかつ冬季運休であったため、写真を撮るのが難しい電車でした。

(新今宮)

 泉北高速鉄道の3000系です。上の南海6201系にそっくりですが、青のアクセントが入るだけで印象が大分変ります。

(新今宮)

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